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ファイザーワクチン 1000万回分を追加購入 来月供給へ
新型コロナワクチンの3回目接種を加速するため、後藤厚生労働大臣は、ファイザーのワクチンを追加購入し、来月、供給を受けることで合意したことを明らかにしました。
新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省は、ファイザーから、ことし1億2000万回分の供給を、また、モデルナからは、先月から来月にかけて1800万回分、これとは別に、ことし上半期に7500万回分の供給を受ける契約を交わしています。
こうした中、後藤厚生労働大臣は14日午後、記者団に対し、3回目の接種を加速するためファイザーのワクチン1000万回分を追加購入し来月、供給を受けることで合意したことを明らかにしました。
また、すでに契約を済ませたファイザーのワクチン1億2000万回分のうち600万回分について来月、前倒しで供給を受けることで合意したことも明らかにしました。
このためファイザーからはことしに入ってから来月までに、5歳から11歳の子ども向けが1200万回分、一般向けが3400万回分の合わせて4600万回分の供給が受けられる見通しになったということです。
そのうえで後藤大臣は「ファイザー、モデルナともに3回目接種は発症予防や重症化予防の効果があるので、国民にも早期に受けてもらうようお願いしたい。また、3回目接種をよりいっそう着実に進められるよう、引き続きワクチンメーカーとの交渉にも取り組んでいく」と述べました。