群馬県 大規模接種センターで18歳以上に3回目の接種を開始

群馬県は、県民への接種を加速させるため、県営の大規模接種センターで、11日から18歳以上の一般の人を対象に3回目のワクチン接種を始めました。

群馬県は、高崎市と太田市に県営の大規模接種センターを設置していて、11日からは、2回目の接種から6か月以上が経過している18歳以上の一般の人を対象に接種を始めました。

このうち高崎市の「Gメッセ群馬」にある接種センターでは、午前中から多くの人が訪れ、接種を受けていました。県によりますと、11日は2つのセンターを合わせて5050人分ある予約枠のうち、およそ90%にあたる4500人余りの予約が入っているということです。

一方、今月下旬にかけてはまだ半分以上、予約枠が余っている日もあり、県は、まだ接種券が届いていないことも理由とみて市町村に早期に接種券を発送するよう呼びかけています。

接骨院で働く40代の男性は「もともと3回目は3月に受ける予定でしたが早いにこしたことはないので来ました。患者にうつしてしまったらと心配だったので、一安心です」と話していました。

また群馬県の山本知事もこの会場で3回目の接種を受け、「オミクロン株の感染もいつピークアウトするかわからない状況なので、ひとりでも多くの県民にしっかり免疫を獲得してもらえるよう接種を呼びかけていきたい」と話していました。