自民 財政健全化推進本部 小渕元大臣トップに小委員会設置

財政健全化を目指す自民党の推進本部の会合が開かれ、新型コロナの収束後を見据え、中長期的な財政運営の在り方を検討する必要があるとして、小渕・元経済産業大臣をトップとする小委員会を設置することを決めました。

今後の財政政策をめぐり、自民党内では、去年の衆議院選挙のあと、財政健全化を重視する立場と、積極的な財政出動を求める立場の2つの組織が設置されていて、10日は、このうち、財政健全化を目指す推進本部の会合が開かれ、30人余りが出席しました。

本部長の額賀元財務大臣が「財政健全化に向かうことが将来への責任を果たすことだ」と強調したほか、最高顧問を務める麻生副総裁は「財政健全化を確実にやってきた歴史があるからこそ、日本は信用を得られている。健全化を大前提に長期的に物事を見てほしい」と指摘しました。

そして、新型コロナの収束後を見据え、中長期的な財政運営の在り方を検討する必要があるとして、新たに小委員会を設置することを決め、小委員長には小渕・元経済産業大臣が就任することになりました。

小委員会では来週以降、本格的な議論を始め、政府が夏ごろにまとめる、ことしの「骨太の方針」に内容を反映させたいとしています。