3回目接種加速へ 岸田首相 菅前首相から助言

岸田総理大臣は、自民党の菅前総理大臣と会談し、新型コロナワクチンの3回目の接種のさらなる加速に向けて助言を受けました。

岸田総理大臣は10日午前、議員会館にある自民党の菅前総理大臣の事務所を訪れ、およそ30分間、会談しました。

この中では、政府が一日100万回を目指すとしている、新型コロナワクチンの3回目の接種について意見が交わされ、菅氏は、みずからの政権での経験を踏まえ「途中でいろいろ問題が起きても、早く、多くの人に打ってもらったほうがいい」と助言しました。

会談のあと、岸田総理大臣は記者団に対し「コロナ対策や外交の話をした」と述べました。

岸田総理大臣は、9日は総理大臣官邸で自民党の安倍元総理大臣と会談し、緊張が続くウクライナ情勢をめぐって意見を交わしています。