企業物価指数 ことし1月の速報値109.5に 36年4か月ぶりの高さ

企業の間で取り引きされるモノの価格を示す企業物価指数の1月の速報値は、36年4か月ぶりの記録的な高い水準となりました。

全体の3分の2にあたる品目で値上がりしていて、企業の間で原材料価格の上昇を販売価格に転嫁する動きが広がってきています。

日銀が発表した企業物価指数の先月の速報値は、2015年の平均を100とした水準で109.5となり、1985年9月以来、36年4か月ぶりの高さとなりました。

指数は前の年の同じ月を11か月連続で上回り、先月の上昇率は8.6%と依然、高水準となっています。

これは、原油などの資源価格や、電気や都市ガスの料金などの値上がりに加え、大豆や小麦などの価格も上昇していることが主な要因です。

値上がりした品目は全体の3分の2にあたる66%にのぼり、業務用の小麦粉やコーヒーといった生活に身近な飲食料品も値上がりするなど、企業の間で原材料価格の上昇を販売価格に転嫁する動きが、広がってきています。

先行きについて、日銀は「企業物価は、原油などの国際商品市況に左右される面が強く、その動向を注意深く見ていきたい」としています。