ノルディック複合 メダル候補の2人が欠場 コロナ陽性判定

北京オリンピックのスキー ノルディック複合個人ノーマルヒルの出場選手が発表され、いずれもメダル候補でノルウェーのヤール マグヌス・リーベル選手と、ドイツのエリック・フレンツェエル選手の欠場が決まりました。
2人は新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことが明らかになっています。

ノルディック複合個人ノーマルヒルは、9日の競技を前に出場選手が発表され、この中では、ワールドカップ個人総合3連覇中で、現在、個人総合2位のノルウェーのリーベル選手と、個人総合5位でソチ大会から2連覇しているドイツのフレンツェエル選手はエントリーされず、2人の欠場が決まりました。

2人は今月に入って、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたことが明らかになっています。

また、個人総合6位でエストニアのクリスティヤン・イルベス選手もエントリーされず、ワールドカップ上位10選手のうち3人が出場しない中で競技が行われることになりました。

こうした状況について、日本のエースで個人総合10位の渡部暁斗選手は「正直、誰も欠けるべきではないと思ったし、『トップ・オブ・トップ』がそろってこそ試合は価値があるものになると思う。現状、僕はほかの人を気にしている余裕はないが、もしベストな状態だったら全員に勝ってちゃんと金メダルをとりたいと思う。すごく残念だし、さみしい」と話していました。