岸田首相 100万回接種に向け接種券配付促進 自治体と連携強化

新型コロナの3回目のワクチン接種をめぐり、岸田総理大臣は、公明党の石井幹事長らと会談し、1日当たり100万回接種の目標達成に向けて、接種券の配布の促進が重要だとして、自治体との連携を強化する考えを示しました。

公明党の石井幹事長らは、8日午前、総理大臣官邸で、岸田総理大臣と会談し、新型コロナワクチンや治療薬に関する緊急提言を申し入れました。

この中では、3回目のワクチン接種をめぐり、1日当たり100万回の接種を実現するとした目標を達成するため、自治体ごとの接種回数の目安を示すことや、職域接種もできるだけ促進させることなどを求めました。
これに対し岸田総理大臣は「接種券の前倒しの配布が大変重要であり、政府と自治体、関係者でしっかりと意思疎通を図って接種をスピードアップする。職域接種が始まるので企業関係者と連携し、今月のできるだけ早い時期に100万回を達成できるように全力で取り組んでいく」と述べました。