新型コロナ 都内高齢者の感染急増 1週間で第5波1か月間の2倍に

東京都内では、新型コロナウイルスの感染が確認された高齢者がこれまでにないペースで増加し、7日までの1週間だけで、第5波の去年8月1か月間の2倍となっています。

都内で、7日までの1週間に感染が確認された12万7357人のうち、65歳以上の高齢者は、8.5%に当たる1万824人でした。

この1週間だけで、第5波の去年8月1か月間の2.1倍で、急増しています。

1週間ごとの比較だと、7日までの1週間の人数は前の週の1.4倍、その前の週の3.0倍で、これまでにないペースで増加が続いています。

入院する高齢者も増えていて、都によりますと、今月2日時点の入院患者のうちおよそ半数が70代以上だったということです。

また、7日時点で、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器などを使っている重症の患者48人のうち、およそ7割の32人が70代以上、8割余りの40人が60代以上です。