米政府 日本への渡航 最も厳しい “中止勧告”に引き上げ

アメリカ政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているとしてアメリカから日本への渡航について安全度を示した情報を4段階で最も厳しい「渡航の中止を求める勧告」に引き上げたと発表しました。

アメリカ国務省は7日、国民向けに出している各国への渡航の安全度を示した情報を更新し、日本について、4段階で2番目に厳しい「渡航の再検討を求める」から最も厳しい「渡航の中止を求める勧告」に引き上げたと発表しました。

アメリカCDC=疾病対策センターが、日本の新型コロナウイルスの感染状況を4段階のうち2番目に厳しい「高い」から1段階引き上げ、最も厳しい「非常に高い」と判断した結果を反映させたものだとしています。

日本の渡航情報が最も厳しい「渡航の中止を求める勧告」とされるのは、去年6月に「渡航の再検討を求める」に引き下げられて以来です。

CDCは、日本への渡航は避け、やむをえず渡航しなければならない場合は、事前にワクチン接種を終えるよう呼びかけています。