「ひきこもり」の人たちの支援を 当事者や支援者らが交流 埼玉

国の推計で100万人を超えるとされる「ひきこもり」の人たちの支援につなげようと、当事者や家族、それに支援者が交流する取り組みが埼玉県所沢市で開かれました。

これは、ひきこもりなど生きづらさを抱える人たちとの交流に取り組む団体が企画し、会場にはおよそ100人が集まりました。

この中で、みずからもひきこもりを体験したさとう学さんが、体が動かず、満足に食事もとれなかった過去を明かしたうえで「いいことも悪いことも起きるが、それも含めて人生だと考えることが大切だ」と述べ、今はユーチューブで自分の考えを発信する取り組みを行っていることを紹介しました。

ひきこもりの人は国の推計で100万人を超え、企画した団体の調査に対し、新型コロナウイルスの影響で「取り残されている」「精神状態が悪化した」などと回答した人の割合が多くなっていたということです。

取り組みを企画した「ひきこもりUX会議」の恩田夏絵さんは「ただでさえ生活が困窮したり孤立したりする人が多いが、コロナ禍で人と触れ合う機会がますます減ってしまった。1人ではないよと伝えたい」と話していました。

団体では、今後もさまざまな催しなどを通じて、ひきこもりの人たちと交流を深め支援につなげたいとしています。