愛知 岐阜 三重の3県「まん延防止」政府に延長要請で一致

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、愛知・岐阜・三重の東海3県の知事は7日午後、オンラインで会議を開き、今月13日が期限となっているまん延防止等重点措置の延長を、政府に要請することで一致しました。

愛知・岐阜・三重の東海3県の知事は7日午後、オンラインで会議を開き、13日が期限となっているまん延防止等重点措置の扱いについて協議しました。

この中で愛知県の大村知事は「ワクチンの接種率は『第5波』のピークだった去年8月末の時点で50%近かったが、6日の時点で3回目の接種を済ませた人は、まだ7%前半で感染拡大を収めるのはなかなか容易ではない。重点措置を延長するなら3県で足並みをそろえて延長する必要がある」と述べました。

これに対し三重県の一見知事は「週ごとの感染者数の伸びは落ちてきているが、病床使用率が厳しい状況は変わらない。『第5波』の経験から、重症者数のピークはこれからで、今後も対策を実施して感染者数を低く抑えるのが重要だ」と応じました。

さらに、岐阜県の古田知事も「今の状況で対策をあえて緩める状況ではないということは、県の専門家会議の一致した意見だ。警戒を緩めずにやっていく必要がある」と述べ、3県でまん延防止等重点措置の延長を政府に要請することで一致しました。