新潟県 今月13日期限の「まん延防止」 延長を政府に要請へ

新潟県は、依然として新型コロナウイルスの感染の拡大が続いているとして、今月13日に期限を迎える「まん延防止等重点措置」を延長するよう、政府に要請する方針を固めました。

新型コロナウイルスの感染の急拡大を受け、先月21日、まん延防止等重点措置が新潟県に初めて適用され、県内全域で飲食店などへの営業時間の短縮要請が行われています。

新たな感染の確認は先月21日からの1週間で3424人、先月28日からの1週間では3376人と高止まりが続き、学校や保育施設でのクラスターの確認も相次いでいます。

新たな感染の確認が増えるペースは鈍くなったものの、依然として感染の拡大が続いていることから、新潟県は、今月13日に期限を迎えるまん延防止等重点措置を延長するよう、政府に要請する方針を固めました。

8日にも専門家を交えた対策本部会議を開き、正式に対応を決定したい考えで、重点措置が延長された場合、新潟県は飲食店などへの時短要請とともに、学校の部活動の時間の短縮要請など、一連の対策を継続することにしています。