香川県 浜田知事「まん延防止」延長 8日にも政府に要請へ

まん延防止等重点措置について、香川県の浜田知事は記者会見で「解除して対策を緩めるという状況にはない」と述べ、今月13日が期限となっている重点措置の延長を8日にも政府に要請する考えを明らかにしました。

まん延防止等重点措置が出されている都道府県のうち香川県を含む13都県に出されている重点措置は今月13日が期限となっていて、県は県内全域の飲食店に対し営業時間の短縮を要請しています。

これについて香川県の浜田知事は記者会見で「一日ごとの新規感染者数は3日連続で前の週より減少してきているが、直ちに重点措置を解除し対策を緩める状況にはない」と述べ、期限の延長を8日にも政府に要請する考えを明らかにしました。

香川県の感染状況は6日の時点で人口10万人当たりの療養者数が279.0人、直近1週間の新規感染者数は人口10万人当たりで242.6人と、いずれも国の指標では一般医療を相当程度制限しなければ対応できなくなるとされる「レベル3」の水準が続いていて、特に家庭内や職場などで感染するケースが目立っています。

重点措置の効果について浜田知事は「飲食店での対策によってこれまでも感染は抑制され収束してきた。リスクがある場を避けるという点で効果はあると思っている」と述べました。