3回目接種加速に向け「ワクチン接種バス」運用開始 大阪 堺

新型コロナワクチンの3回目の接種を加速させたいとして、大阪 堺市は大型バスを使った移動式の「ワクチン接種バス」の運用を7日から始めました。

堺市が7日から運用を始めた「ワクチン接種バス」は、2台1組で移動した先でモデルナのワクチン接種を行います。

関西空港の利用客を運ぶリムジンバスを改良して車内に接種ブースが設けられ、医師と看護師など合わせて10人余りを乗せて堺区の大仙公園の駐車場に到着すると早速順番に接種を実施していました。

接種を受けた人はもう1台のバスに移って座席に座り体調に異変がないか確認する仕組みになっていて、74歳の男性は「これまでの接種会場と変わらない環境で早く接種できて安心しました」と話していました。
7日は105人が接種の予約をしていますが、堺市によりますと来月末までの期間中の予約状況は集団接種会場と同様に低調だということです。

堺市感染症対策課の森岡智崇参事は「交互接種の安全性や有効性を周知し、ワクチン接種バスを利用して接種を進めてほしい」と話していました。