ロシアが国後島周辺の領海で8日から射撃訓練 日本は抗議

松野官房長官は午前の記者会見で、ロシア政府が北方領土の国後島周辺の日本の領海で、8日から来月まで断続的に射撃訓練を行うためとして、航行警報を出したことを明らかにしました。
日本政府は外交ルートを通じ抗議しました。

この中で松野官房長官は、ロシア政府が北方領土の国後島南東の日本の領海で8日から来月1日まで断続的に射撃訓練を行うためとして、航行警報を出したことを明らかにしました。

そのうえで、「外交ルートを通じて、本件の射撃訓練を含む北方四島におけるロシアによる軍備の強化はこれらの諸島に関するわが国の立場と相いれず受け入れられない旨、抗議した」と述べました。

一方、松野官房長官はこの時期にロシア側が射撃訓練を行う意図について、「ロシア側の意図については答えるのは控えたい」と述べました。

ロシア大統領府 訓練の正当性を強調

ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日、ロシアが北方領土の国後島南東の日本の領海で、8日から断続的に射撃訓練を行うことなどに対し、日本政府が抗議したことについて、「ロシアは当然ながら、極東を含む国内全土で軍の訓練や演習を続けている」と述べ、北方領土がロシアの領土であるという立場から訓練の正当性を強調しました。

そのうえで「こうした演習が隣国の懸念や不安の対象になるべきではない」と述べました。