ロシア ウクライナ大規模侵攻なら首都2日で陥落か 米機関分析

ウクライナ情勢をめぐって、アメリカの複数のメディアは、ロシア軍が、ウクライナに大規模に侵攻した場合、首都キエフは2日以内に陥落し、最大で5万人の市民が死傷すると、アメリカの情報機関などが分析していると伝えました。

これはアメリカ政府の高官が、情報機関や軍の分析として議会の議員に説明したもので、有力紙、ワシントン・ポストなど複数のメディアが6日までに伝えました。

それによりますと、ロシア軍がウクライナに大規模に侵攻した場合、首都キエフは2日以内に陥落し、最大で5万人の市民が死傷するほか、最大で500万人が難民になると分析しています。

背景には、ロシア軍の戦闘部隊がウクライナとの国境周辺やウクライナの北側に隣接するベラルーシで増強され続けていることがあり、2週間前には60だった大隊の数が83にまで増え、攻撃可能な配置についているということです。

この結果、プーチン大統領がウクライナ全土への攻撃に踏み切るのに必要な兵力の70%がすでに配置されたとみられるとしています。

また、ロイター通信は、今月15日前後に地面が最も凍りつき、来月の終わりごろまでは、ロシア軍の陸上部隊が道路のない場所でも移動しやすい状態が続くというアメリカ側の分析を伝えています。

こうした状況からアメリカの情報機関は、外交を通じて問題を解決する道は閉ざされつつあると分析しているということです。