訪中のパプアニューギニア首相 コロナ陽性 日程切り上げ帰国へ

北京オリンピックに合わせて中国を訪問していた、南太平洋の島国パプアニューギニアのマラペ首相が、新型コロナウイルスの検査で陽性だったため、日程を切り上げて帰国することになりました。

パプアニューギニアの首相府が6日、明らかにしたところによりますと、マラペ首相は、北京オリンピックの開会式に出席するため中国の北京を訪問した今月3日に新型コロナウイルスの検査を行った結果、陽性だったということです。

マラペ首相の症状や感染経路など詳しいことは明らかにされていません。

マラペ首相は4日の開会式には出席したものの、5日の中国の李克強首相との会談はオンライン形式で行われたということで、感染が確認されたことから対面を避けたとみられています。

マラペ首相は中国に滞在したあと、9日からフランスを訪れる予定でしたが、日程を切り上げて6日、パプアニューギニアに帰国することになりました。