ワクチン 自衛隊の大規模接種 あすから大阪会場でも実施

自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が7日から大阪の会場でも始まるのを前に、関係者による式典が開かれ、鬼木防衛副大臣は接種のペースを上げるため、全力で取り組む考えを示しました。

自衛隊による大規模接種は先月31日から始まった東京に続いて、大阪でも7日から中央区の「八木ビル」で始まります。

6日、鬼木防衛副大臣が会場を訪れ、接種を担う自衛隊の医官や民間の看護師らに対して「オミクロン株による感染が急速に拡大している状況で、接種のさらなるペースアップが必要だ。隊員、民間事業者が一丸となって、希望する国民へのワクチン接種に全力で取り組んでほしい」と訓示しました。

この会場ではモデルナのワクチンが使われ、一日当たり960人の接種を行うことにしていますが、7日から1週間分の予約はすでに埋まっているということです。

また、来週14日から1週間分の予約は7日午後6時から、専用のサイトとLINE、それに電話で受け付けることにしています。

自衛隊の大阪会場の堀井泰蔵担任官は「接種に来た人の安心安全を最優先に、3回目の接種を後押ししたい」と話していました。