「さっぽろ雪まつり」2年続けてのオンライン開催始まる

2年続けて会場を設けての開催が中止となった「さっぽろ雪まつり」。5日からオンラインでのイベントが始まり、特設のホームページには雪像の制作風景を映した動画などさまざまなコンテンツが掲載されています。

「さっぽろ雪まつり」は、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて、2年続けてオンラインでの開催となり、5日から特設のホームページにコンテンツの掲載が始まりました。

札幌生まれのバーチャルアイドル「初音ミク」の冬をイメージしたキャラクター、「雪ミク」の雪像を制作する様子やライトアップショーを動画で楽しめるほか、これまでの雪まつりの歴史をショート動画で振り返ることができます。
また「雪と触れ合う楽しさ」をテーマにしたフォトコンテストも開かれ、誰でも参加することができます。

コンテンツは今後、さらに増える予定で、大通公園を再現したバーチャル空間には会場で制作される予定だったドイツの教会の雪像が公開されることになっています。

実行委員会は「本来は会場で雪像の迫力や美しさを感じてもらいたかった。来年、開催できることを願いつつ、オンラインで楽しんでほしい」と話しています。

「オンラインさっぽろ雪まつり」は今月28日まで行われます。