米 新型コロナの死者90万人超に 感染者減少も入院など高い水準

アメリカで4日、新型コロナウイルスに感染して死亡した人の累計が90万人を超えました。感染者は減少傾向にあるものの、入院する人や死亡する人の数は依然として高い水準となっています。

ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、4日、アメリカで新型コロナウイルスに感染して死亡した人の累計が90万人を超えました。

死者の数はオミクロン株が拡大し始めた去年12月中旬に80万人を超えましたが、そこから1か月半余りでさらに10万人が亡くなったことになります。

アメリカでは一時、1日100万人を超える感染者が報告されたこともありましたが、今月3日の時点で1日あたりの感染者数は1週間の平均でおよそ38万4000人余りと減少傾向となっています。

しかし、感染者が増えたのに伴って重症化する人の数も増え、新型コロナウイルスに感染して入院している人は12万人余り、1週間平均の死者数は2400人余りと、依然、高い水準が続いています。

CDC=疾病対策センターは今月26日までに死者の累計は93万人から96万人にまで増加する可能性があると予測しています。

CDCは引き続きワクチンの接種や効果を高めるための追加接種を呼びかけるとともに屋内でのマスクの着用や、大勢で集まる催しを避けるといった感染対策を続けるよう求めています。

バイデン大統領「それぞれの役割果たせば命を救える」

バイデン大統領は4日、声明を発表し「感染拡大から2年近く経った今、この精神的、肉体的な重圧に耐えることは、とてつもなく大変なことだとわかっている」と述べ、家族や友人を亡くした人々の痛みに理解を示しました。

そのうえで「私たちは命を救い、このウイルスと闘うため、ワクチンなどの有効な手段を手にしている。もし全員がそれぞれの役割を果たせば、数え切れないほどの家族が痛みに直面するのを防ぎより多くの命を救うことができる」として、改めてワクチンの接種を国民に呼びかけました。