長期金利 一時0.2%まで上昇 約6年ぶりの水準

長期金利が4日、一時0.2%に上昇し、日銀がマイナス金利政策の導入を決めた2016年1月29日以来、およそ6年ぶりの水準となりました。

4日の債券市場は、日本国債を売る動きが増え、長期金利の代表的な指標となっている10年もの国債の利回りは、3日夕方の時点での0.175%から、一時0.2%に上昇しました。
これは、日銀がマイナス金利政策の導入を決めた2016年1月29日以来、およそ6年ぶりの高い水準です。

国債は市場で売られて価格が下がると金利は上がるという関係にありますが、市場関係者は「イギリスの中央銀行が追加の利上げを決定するなど、ヨーロッパで今後、金融の引き締めが進むとの見方から、欧米の長期金利が上昇した。この動きが日本にも波及し、国債が売られる形となった」と話しています。

10年もの国債の利回りは、金融機関が住宅ローン金利の目安としているほか、日銀が金融政策の中でゼロ%程度で推移するよう調節するとしていて、変動幅については「プラスマイナス0.25%程度」として一定の変動を容認しています。