官房長官 “沖縄の「まん延防止」一部解除も一定効果あった”

沖縄県の玉城知事が3日、今月20日まで県内全域で適用されている「まん延防止等重点措置」について、宮古島市と多良間村は今月7日から解除する方針を明らかにしました。

松野官房長官は閣議のあとの記者会見で「沖縄県が宮古地域の2市村を『まん延防止等重点措置』の対象から除外する方針を示したことは承知している。沖縄県は、感染者の減少や医療体制の改善が進んだ場合は、期限内であっても前倒し解除を検討するとしており、こうしたことも踏まえ、沖縄県で判断されたものだ」と述べました。

そのうえで「専門家からは、沖縄県の直近1週間の新規感染者数は、その前の週に比べ0.8倍と、1を下回る水準で減少傾向にあると評価されており、重点措置の実施により一定の効果があらわれているものと認識している。政府としては、地域の実情を最もよく知る都道府県知事と緊密に連携しながら、専門家の評価もよく聞いたうえで適切に対応していきたい」と述べました。