堀内大臣“交互接種の安全性 積極的に発信を” 日本医師会長に

新型コロナワクチンの3回目の接種をめぐって、堀内担当大臣は、日本医師会の中川会長と会談し、2回目までと異なるメーカーのワクチンを接種する「交互接種」への不安を取り除くため、安全性などを積極的に発信するよう要請しました。

ワクチンの3回目の接種をめぐっては、すべての人口に対する接種率が、2日時点で4.4%となっていて、接種をどう加速させていくかが課題となっています。

こうした中、堀内ワクチン接種担当大臣は3日、日本医師会の中川会長と会談し「より多くの国民に追加接種の必要性を理解してもらい、交互接種への不安を取り除いてもらう必要がある」と述べました。

そのうえで「ふだんから国民と接し、信頼がある医師会から話をしてもらい、接種を促進することが必要だ」と述べ、安全性などを積極的に発信するよう要請しました。
これに対し中川会長は、協力する考えを示したうえで「地域の医療機関からは、ワクチン供給に対する不安の声が常にあがっている。ワクチンがあれば、現場の医療機関はしっかりと遂行するので、円滑な供給をお願いしたい」と要望しました。

会談のあと堀内大臣は、記者団に対し「ワクチンの供給にはしっかりと取り組んでいく。医師会も動画などで情報発信をしてもらえると聞き、大変心強く思った」と述べました。