政府調達 布マスク“配布コストなど審査すべき”立民 政調会長

新型コロナ対策として調達した布マスクの在庫8000万枚余りを、政府が希望者に配布するとしていることについて、立憲民主党の小川政務調査会長は、配布するコストなどの審査を徹底する必要があるという考えを示しました。

政府は、新型コロナ対策として調達した布マスクの在庫8000万枚余りについて、保管費用がかさんでいることから希望者に配布し、有効活用を図るなどとしています。

これについて、立憲民主党の小川政務調査会長は記者会見で「元手は税金であり、政府は配布にも責任がある。しかるべきニーズに応える形で合理的なコストで配布されるのか、極端に言えば、一件一件きちんと審査すべきだと思う」と述べました。

また、政府が、配布希望の申請が推計でおよそ2億8000万枚以上となったことを明らかにしたことに関連して「安倍元総理大臣が政府の発表の4日も前に、自身の派閥の会合で自慢げに報告している姿に大きな違和感を感じた」と述べ、国会で追及していく考えを示しました。