アフガン 再開の公立大に女子学生 中等教育では女子登校できず

アフガニスタンの女性の教育をめぐって、国際社会から改善を求める声が高まる中、閉鎖されていた公立大学の一部が再開し、キャンパスに女子学生の姿が戻りました。ただ、中等教育では女子が登校できない状況が続いていて、イスラム主義勢力タリバンの今後の対応に関心が集まっています。

アフガニスタンではタリバンの復権以降、日本の中学校や高校にあたる中等教育や大学に女性が通うことができない状況が続き、国際社会が改善を求めています。

こうした中、タリバン傘下の教育省は2日、国内に39校ある公立大学のうち、8校で授業を再開させ、東部のナンガルハル大学ではタリバンの求めに応じて男子学生と女子学生の通う時間帯を午前と午後に分けて対応しました。

半年ぶりにキャンパスに戻った女子学生たちは、タリバンの戦闘員が警戒にあたる中、教育省の勧告に基づき、黒い服を着て教室へ向かっていました。

教育省によりますと、閉鎖している残りの大学についても、今月26日に再開させるということです。

しかし、中等教育では依然として女子が登校できない状況が続いていて、イスラムの教えの枠組みの中で女性の教育環境を改善させると主張するタリバンが今後、どのような対応をするかに関心が集まっています。