ソニーグループ 映画ヒットで売り上げと営業利益 過去最高に

ソニーグループの去年12月までの9か月間の決算は、人気映画シリーズの最新作の興行が好調だったことなどから、この期間としては売り上げと営業利益が過去最高となりました。

ソニーグループが2日に発表した、去年12月までの9か月間のグループ全体の決算は、売り上げが前の年の同じ時期より13.2%増加して7兆6575億円、営業利益は19.7%増加して1兆637億円でした。

今期から新たな会計基準としていますが、会社によりますと、この期間としては売り上げ、営業利益とも過去最高だということです。

去年公開した映画「スパイダーマン」の最新作がヒットするなど、映画の興行収入が大幅に増えたことが主な要因で、これに伴い、今年度1年間の営業利益や最終的な利益の見通しをそれぞれ上方修正しました。

会社は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で物流が混乱し、半導体などの調達が滞ったものの、業績への影響は最小限に抑えたとしています。

一方、ソニーグループは先月、EV=電気自動車の市場投入を検討していくと表明しましたが、十時裕樹副社長兼CFOは2日の会見で「自社単独で大規模な設備を持ったり、バッテリーを開発したりすることはせず、パートナーがいる前提で新たな顧客体験や価値を提供したい」と述べ、大規模な投資は行わず、ほかの企業との連携で事業化を検討していく考えを示しました。