北京オリンピック日本選手団 スキーの選手1人 コロナ陽性確認

北京オリンピックの日本選手団のスキー競技に出場する選手1人が新型コロナウイルスのPCR検査の結果、陽性と確認されました。
今大会で日本選手が陽性となったのは初めてのケースです。

これは、2日午後、JOC=日本オリンピック委員会が発表しました。

それによりますと、この選手は中国に渡航する前の検査では陰性でしたが、現地に入ってから行われたPCR検査の結果、1日、陽性と確認されたということです。

この選手は無症状だということで、今後、大会組織委員会の指示に従い必要な措置をとるとしています。

今大会で日本選手が新型コロナで陽性になったのは初めてのケースです。

出場の可能性は…

IOC=国際オリンピック委員会と北京大会の組織委員会の「プレーブック」にはコロナ対策のルールがまとめられています。

選手が新型コロウイルスのPCR検査で陽性の判定を受けても無症状の場合には、陽性となった最後の検査からいずれも24時間をあけて行う検査で2回続けて陰性となれば、隔離から解除されるとしています。

さらに出場するためには、試合開始の6時間前の検査で陰性となることが条件です。

この選手は陽性と判定された検査から連続して2回、陰性となれば、出場の可能性が出てきます。