北京オリンピック 聖火リレー始まる 感染対策で規模大幅に縮小

4日に開幕する北京オリンピックの聖火リレーが、新型コロナウイルスの感染対策を理由に規模を大幅に縮小する中、2日から始まりました。

北京オリンピックの聖火リレーは、2日から開会式当日までの3日間、オリンピック会場のある北京と、隣接する河北省の張家口の、合わせて12の区間で行われます。

2日は北京市内の「オリンピック森林公園」で出発式が行われ、大会組織委員会の会長で、北京市トップの蔡奇 書記が「聖火は自信と温かさと希望をもたらし、新型コロナウイルスから抜け出す道を照らしてくれると信じている」とあいさつしました。

そして、共産党最高指導部のメンバーで、オリンピックを担当する韓正 副首相が、聖火のともされたトーチを最初のランナーとなった80歳の元スピードスケート選手に手渡し、リレーが始まりました。

リレーは、3日間でおよそ1200人のランナーが参加し、3日以降は、世界遺産に登録されている「万里の長城」などでも行われる予定です。

今回の大会は、2008年の夏の大会に続くもので、出発式に参加した市民は「中国で2つのオリンピックを見ることができ、とてもうれしい。すべての選手たちが優秀な成績をとってほしい」と話していました。

リレーは、感染対策を理由に、ランナーが公道ではなく、封鎖した区域の中で走るなど、去年夏の東京大会と比べて、規模が大幅に縮小されました。

わずかな感染拡大も許さない「ゼロコロナ」政策を続ける習近平指導部としては、感染防止に最大限の注意を払いながら大会を成功させ、国威発揚につなげたいねらいがあるとみられます。