コロナで日本酒の出荷量減少 酒米使った朝食提供 旭川のホテル

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で酒の需要が落ち込む中、旭川市のホテルでは酒米を使ったメニューの朝食が提供されています。

酒米を使った朝食のメニューは、旭川市の「ホテルウィングインターナショナル旭川駅前」で提供されています。

韓国料理の「サムゲタン」やリゾット、ライスコロッケ、それに酒米を牛乳で煮込んだライスプリンの4種類で、プチプチとした酒米の食感が味わえるということです。

酒米は、市内の酒造会社が新型コロナの影響で日本酒の出荷量が落ち込み在庫として抱えているもので、ホテルの端康裕マネージャーは「酒米の消費につなげ、少しでも酒造会社や生産農家の助けになれば」と話していました。

また「高砂酒造」の石倉直幸社長は「酒米の使いみちをさらに増やしていきたい」と話していました。

酒米を使ったメニューの朝食は、来月末まで提供される予定だということです。