中小企業の共同職域接種 補助上限 1回1500円に引き上げ 厚労相

新型コロナワクチンの3回目の接種を加速させるため、後藤厚生労働大臣は、複数の中小企業が共同で職域接種を実施する際などに支払う補助の上限を、これまでの接種1回あたり1000円から1500円に引き上げることを明らかにしました。

後藤厚生労働大臣は、厚生労働省の専門家会合で「新型コロナワクチンの3回目の接種は、もう1段のペースアップが必要だ。職域接種については、実施の申し込み要件の緩和などを行う」と述べ、接種人数の要件をこれまでの原則1000人以上から500人以上に緩和したことを説明しました。

また、複数の中小企業が共同で職域接種を実施する際などに支払う補助について「当分の間、接種1回あたり1000円の上限を1500円に引き上げる」と明らかにしました。