自衛隊の大規模接種 東京会場 来週以降の接種枠 さらに拡大へ

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種をより加速させるため、政府は、自衛隊による大規模接種の東京の会場について、来週以降の接種枠を今の計画よりさらに拡大し、今月10日ごろからは一日当たり5000人分程度にまで増やす方向で最終調整を進めていることが防衛省関係者への取材で分かりました。

自衛隊による大規模接種は先月31日から始まり、東京の会場の接種枠は現在の一日当たり720人分から、今月7日以降、一日2160人分に増えることになっています。

東京会場での大規模接種について政府は、3回目接種をより加速させるため、来週以降の接種枠を今の計画よりさらに拡大する方向で最終調整を進めていることが防衛省関係者への取材で分かりました。

具体的には、来週の前半に、まずは一日当たり4000人分ほどに拡大したうえで、今月10日ごろからは一日5000人分程度にまで増やすことを検討しているということです。

現在は利用していないフロアを新たに活用したり、会場の敷地にプレハブを増設したりして、スペースを確保したい考えです。

ただ、運営にあたる自衛隊員や民間の看護師の確保など課題も残されていて、防衛省はさらに詳細な接種枠やスケジュールについて、詰めの検討を進めています。