政府 新たに留学生約400人の入国を容認

オミクロン株の水際対策として外国人の新規入国を原則停止している措置をめぐり、政府は、新たにおよそ400人の留学生について、公益性や緊急性が高いと判断されるとして、今月上旬から例外的に入国を認めることを明らかにしました。

オミクロン株の水際対策をめぐり政府は、今月末まで外国人の新規入国を原則停止する一方、人道上や国益上などの特段の事情がある場合は、柔軟に対応を検討するとしていて、1月下旬以降、対面授業が必要で卒業や修了の期限が迫っている国費留学生87人の入国を例外的に認めています。

文部科学省は、1日、自民党の外交部会などの合同会議で、新たに私費留学生も含むおよそ400人の留学生についても、公益性や緊急性が高いと判断されるとして、今月上旬から例外的に入国を認めることを明らかにしました。

一方、1日の会議では、北朝鮮が1月30日に弾道ミサイルを発射したことをめぐり、政府が「烈度が高い」と表現したことについて「国民に状況や真意が伝わりにくく、違う表現にすべきだ」などの指摘が相次ぎました。