堀内ワクチン相 閣僚にモデルナワクチン接種呼びかけ

新型コロナワクチンの3回目の接種を加速させるため、堀内担当大臣は2月1日の閣僚懇談会で、各閣僚に対し、比較的在庫に余裕があるとされるモデルナのワクチンを接種するとともに、積極的な情報発信に取り組むよう協力を求めました。

政府が1月31日に公表したワクチン接種の最新の状況によりますと、3回目の接種を受けた人は全人口の3.2%となっています。

これを受け、堀内ワクチン接種担当大臣は2月1日の閣僚懇談会で、3回目の接種を加速させるため、比較的在庫に余裕があるとされるモデルナのワクチンを接種するとともに、積極的な情報発信に取り組むよう各閣僚に協力を求めました。

3回目のワクチン接種をめぐっては、1回目と2回目にファイザーを接種した岸田総理大臣が、3回目はモデルナを接種する意向を示しているほか、堀内担当大臣は、1回目、2回目と同じく3回目もモデルナを接種することを明らかにしています。

堀内大臣は閣議のあとの記者団に対し「きょうから、追加接種の必要性や、2回目までと異なるメーカーのワクチンを接種する『交互接種』の有効性などに関するテレビコマーシャルも行う。国民に安心して接種してもらえるよう、情報発信にもしっかりと努めていきたい」と述べました。