来店客数の予測サービス始まる 人流と気象のデータをAI分析

携帯大手のソフトバンクと日本気象協会は、携帯電話の位置情報や気象のデータをAI=人工知能を活用して分析し、店舗ごとの来店客数を予測するサービスを始めました。

ソフトバンクと日本気象協会は31日オンラインで会見し、飲食業や小売業向けに店舗ごとの来店客数を予測する事業を始めると発表しました。

予測は数千万台の携帯電話から取得する位置情報をもとにした人流データと、店舗周辺の1キロ四方の天気や気温風速などの気象データなどをもとに行います。

これらのデータと店舗ごとの過去の売り上げや客数などのデータをAIを活用して分析することで、2週間先までの来店客数を予測できるということです。

去年、愛知県などのドラッグストアで行った検証では93%の精度で来店客数を予測したということで、今後は商品の需要を予測する機能や最適なシフトを作成する機能の開発などを目指すということです。

ソフトバンクのデジタルトランスフォーメーション本部の福元貴浩さんは「フードロスの削減や生産性の向上といった社会課題の解決に貢献するとともに、客数が落ち込むタイミングで販売促進を行うなど売り上げの増加にもつなげたい」と話していました。