埼玉 立てこもり事件 散弾銃を少なくとも3発 発砲か

埼玉県ふじみ野市で人質に取られた医師が殺害された立てこもり事件で、逮捕された容疑者は医師などに対して散弾銃を少なくとも3発、発砲したとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は当時の状況を詳しく調べています。

今月27日、埼玉県ふじみ野市の住宅で起きた人質立てこもり事件で、渡邊宏容疑者(66)は、母親の訪問診療を担当していた医師の鈴木純一さん(44)を散弾銃で殺害した疑いが持たれています。

警察によりますと、調べに対し「母が死んでしまい、この先いいことがないと思った。医師やクリニックの人を殺して自殺しようと思った」と供述しているということです。

捜査関係者によりますと容疑者は事件当日、鈴木医師などを自宅に呼んで、死後1日以上が経過した母親に心臓マッサージをするよう求めましたが、蘇生はできないことを説明され、その後、銃を発砲したとみられています。

また、容疑者は2丁の散弾銃を使って少なくとも3発、発砲し、容疑者の供述などから最初に鈴木医師が、次に理学療法士の男性が撃たれたとみられるということです。

容疑者は2人を撃ったあと持っていた散弾銃を奪い取られ、もう1丁の散弾銃で3発目を発砲したとみられていて、警察は当時の状況を詳しく調べています。