自衛隊のワクチン大規模接種 31日から3回目開始 東京

自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種は、31日から東京の会場での接種が始まります。
急速な感染拡大が続く中、3回目接種の加速にどれだけつながるかが焦点になります。

自衛隊による大規模接種は東京と大阪で行われることになっていて、東京では大手町の合同庁舎を会場に31日から接種が始まります。

モデルナのワクチンが使われ、接種の対象になるのは
▽18歳以上で、
▽3回目の接種券を持っていて、
▽2回目の接種から6か月以上が経過している人です。

東京の会場では31日から来月5日までの6日間で1日当たり720人、合わせて4320人分の接種枠が設けられましたが、この枠は、予約の受け付け開始から9分ほどで埋まりました。

来月7日からは、1日当たりの接種枠が2160人分に増えることになっていて、来月13日までの1週間分の予約は、31日午後6時から受け付けられます。

専用のウェブサイトや電話で受け付けられ、電話番号は0120-097-051です。

防衛省は、電話はつながりにくくなることが予想されるとして、ウェブサイトからの予約を呼びかけています。

一方、大阪では、大阪・中央区の「八木ビル」を会場に来月7日から1日当たり960人に接種を開始する予定で、予約は来月4日から受け付けられます。

自衛隊による大規模接種は急速な感染拡大が続く中で始まることになり、政府が目指す3回目接種の加速にどれだけつながるかが焦点になります。