中国 1月の製造業の景況感 新型コロナ感染拡大で先月下回る

中国の1月の製造業の景況感を示す指数は、国内各地で新型コロナウイルスの感染が広がった影響などで先月をやや下回りました。

中国国家統計局が製造業3000社を対象に調査している製造業PMI=購買担当者景況感指数によりますと、1月の指数は50.1でした。

景気のよしあしを判断する節目となる「50」は3か月連続で上回りましたが、先月と比べると0.2ポイントとやや低下しました。

これは、旧正月の春節にあわせた大型連休を前に一部の業種で生産を増やす動きが出た一方で、国内各地で新型コロナウイルスの感染が広がったことで個人消費関連の需要が低下したことなどが主な要因です。

また、小規模な企業に限ると景況感指数は46と、先月より0.5ポイント低下していて、原油などの原材料価格の高騰が経営を圧迫しています。

国家統計局は「中国経済は回復が続いているが、景気の水準はやや下がっている」としています。

中国では、31日から春節にあわせた大型連休が始まりますが、北京オリンピック・パラリンピックも控えて、感染対策が強化されて移動が制限されていることで減速が続いている景気の回復の重荷になることが指摘されています。