成人年齢引き下げも大手銀行カードローン利用は20歳以上を維持

ことし4月から成人年齢が18歳に引き下げられますが、大手銀行はカードローンについて、返済能力を上回る貸し付けにつながりかねないという懸念があるため、20歳以上が利用可能とする現在の条件を維持する方針です。

成人年齢はことし4月から18歳に引き下げられ親の同意がなくても18歳から
▽ローンやクレジットカードの契約、
▽証券口座の開設ができるほか、
▽生命保険や損害保険に加入できるようになります。

こうした中、大手銀行の三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、それにりそな銀行は、カードローンについて20歳以上が利用可能とする現在の条件を維持する方針です。

銀行によって条件は異なりますが、カードローンは、無担保で数百万円を借りることができ、返済能力を上回る貸し付けにつながりかねないという懸念があるためで、みずほ銀行は「過大な債務を負うことがないよう十分な配慮が必要で、今回のタイミングでの18歳への引き下げは見送った」としています。

一方、カードローンは多くの消費者金融業者も手がけていて、成人年齢の引き下げに合わせて金融庁と日本貸金業協会が、業者に対して、20歳未満に貸し付けを行う場合には、金額にかかわらず収入の状況を示す書類を確認するよう求めています。