岸田首相 米製薬団体と会談 日本の薬事審査迅速化で意見交換

新型コロナの急速な感染拡大が続く中、岸田総理大臣は製薬会社でつくるアメリカの業界団体の幹部と会談し、日本の創薬環境や薬事審査のなどについてを交わしました。

岸田総理大臣は28日午後、総理大臣官邸でおよそ20分間、アメリカの業界団体「米国研究製薬工業協会」のリックス会長らと会談しました。

会談では、日本の創薬環境や薬事審査の迅速化などについて意見を交わしたということです。

会談のあと、リックス氏は記者団に対し、「岸田総理大臣には、今回のパンデミックへの対応だけでなく、将来への備えの意味でも日米両国の協力を進めたいと話した。今回をきっかけに、さらに戦略的な対話を進めていければと考えている」と述べました。