児童文学者 松岡享子さん死去 86歳「くまのパディントン」翻訳

「くまのパディントン」や「うさこちゃん」のシリーズの翻訳などで知られる児童文学者の松岡享子さんが今月25日、亡くなりました。86歳でした。

松岡享子さんは神戸市出身で、大学を卒業後、アメリカに渡り現地の大学院で学んだあと、帰国して大阪市の図書館で勤務しました。

1967年に東京 中野区の自宅で、地域の子どもたちに向けた語りや読み聞かせなどの活動を始め、1974年には「東京子ども図書館」を設立して児童書の普及や人材育成などに尽力しました。

また児童文学者として、みずから創作を行うとともに、子ぐまが主人公のイギリスの児童文学「くまのパディントン」シリーズや「ミッフィー」の名前で知られる「うさこちゃん」シリーズなどの翻訳を手がけ、子どもたちに広く親しまれました。

さらに「絵本のノーベル賞」と言われる「国際アンデルセン賞」の選考委員を務めるなど国際的な文化交流にも貢献し、去年、文化功労者に選ばれました。

「東京子ども図書館」のホームページなどによりますと、松岡さんは病気で療養していたということですが今月25日、亡くなりました。

86歳でした。