3回目接種を加速 東京都 中小企業向け大規模接種会場を新設へ

東京都は、3回目のワクチン接種を加速させるため、来月下旬に、中小企業の従業員を対象とした大規模接種会場を新たに設けます。

これは27日、小池知事が、東京商工会議所の三村会頭や、東京都医師会の尾崎会長と行ったオンライン会談で明らかにしました。

この中で小池知事は「社会・経済活動の維持に向けた取り組みを進めていく。3回目のワクチン接種をさらに推進する」と述べました。

そして、来月下旬に、商工会議所や医師会などと連携して、中小企業の従業員を対象とした都の大規模接種会場を新たに設けることを明らかにしました。
東京商工会議所の三村会頭は「職域接種の実施が困難な中小企業にとって、3回目の接種は大きな課題だ。全面的に協力したい」と述べました。

都によりますと、新たな大規模接種会場は、区部と多摩地域にそれぞれ1か所ずつ設けられ、いずれも一日500人程度、モデルナのワクチンを接種する予定だということです。