うまい棒 1本12円に初値上げへ 1979年から10円も維持難しく

「うまい棒」の名称で、40年以上にわたり1本10円で販売されてきたスナック菓子について、製品を企画 販売するメーカーは27日、原材料価格の上昇などのため、ことし4月から1本当たり2円値上げすると発表しました。値上げは発売以来初めてだということです。

値上げされるのは東京 墨田区の菓子メーカーが企画し「うまい棒」の名称で販売されている棒状のスナック菓子です。

この菓子は、1979年の発売当初から1本10円の価格を維持し、その安さや味の種類の多さから長年にわたり親しまれていますが、メーカーは27日、ことし4月1日の出荷分から2円値上げし、1本12円とすると正式に発表しました。

値上げの理由については、原料のコーンや油などの仕入れ価格の上昇が大きく、菓子を入れる包装の資材や物流のコストも上昇して、価格の維持が難しくなったためとしています。

値上げは発売以来、初めてだということで、これについて菓子を企画 販売する「やおきん」は「コストの上昇が受け入れられる範囲を超えてきた。今後の商品の安定供給のためにもご理解をお願いしたい」とコメントしています。

原材料価格の上昇などを背景に暮らしに身近な商品の値上げが相次ぐ中、単価の安さで子どもたちなどに親しまれてきた駄菓子の分野にも影響が広がっています。