日産と三菱とルノー 3社連合でEV35車種 投入へ

提携関係にある日産自動車、三菱自動車工業、それにフランスのルノーは、各社のトップがそろって記者会見を開き、世界で加速している車の電動化の分野でさらに連携を強化し、2030年までに35車種のEV=電気自動車を市場に投入する方針を明らかにしました。

3社連合を組む、日産自動車、三菱自動車工業、それにフランスのルノーは27日、オンラインで開いた共同の記者会見で、今後の戦略を明らかにしました。
それによりますと、3社は、世界で加速している車の電動化の分野でさらに連携を強化し、車の土台となるプラットフォームを共同開発したうえで、2030年までに35車種のEV=電気自動車を市場に投入します。
これに伴って、今後5年間で230億ユーロ、日本円でおよそ3兆円の資金を投じるとしています。
また、EVに欠かせない電池の生産拠点を協力して整備するとともに、次世代の電池として日産が開発を進めている「全固体電池」も3社で共同利用し、EVの競争力を高めるとしています。

日産の内田誠社長は、記者会見で「かつてないほど力強いパートナーシップを3社で実現できていて、自動車業界が変革期を迎える中で優位性を保つことができる」と述べました。

アメリカのテスラや中国の新興メーカーなどがEV市場で攻勢を強める中、他社に先行する形でEVを投入してきた日産、三菱、ルノーの3社が存在感を高められるかが焦点となります。