神奈川県 緊急酸素投与センターを来月再開 病床ひっ迫に備え

新型コロナの急激な感染拡大を受け、神奈川県は、自宅などで療養中に容体が悪化し、すぐに病院での受け入れが難しい場合に緊急に酸素を投与するための施設の運用を、来月から再開すると発表しました。

神奈川県は、第5波がピークを迎えていた去年8月から9月にかけ、横浜市内のホテルに「かながわ緊急酸素投与センター」を設置して、容体が悪化してもすぐに入院できない患者の対応に当たりました。

26日会見した黒岩知事は、この緊急酸素投与センターの運用を来月1日から再開すると発表しました。

以前とは別の横浜市内のホテルに24床が設置され、医師や看護師が常駐するということです。

神奈川県内では、今は新規の患者を受け入れられないほど病床がひっ迫している状況ではありませんが、第6波による入院患者は確実に増えています。

県は先週、県内の病院に対し病床を増やすよう要請しましたが、実際に増えるまでには一定の時間がかかり、患者の増加のスピードに追いつかない可能性があることから施設の再開を決めたということです。

黒岩知事は「感染拡大は天井が見えない状況で、いずれ病床もひっ迫し、重症化する高齢者も増えると思われる。備えを進める必要がある」と話していました。