死亡事故の「ウーバーイーツ」元配達員に検察が禁錮2年求刑

配達代行サービス「ウーバーイーツ」の配達員が去年、東京都内で横断歩道を渡っていた78歳の男性を自転車ではね、死亡させたとして業務上過失致死の罪に問われている裁判で、元配達員は、起訴された内容を認め、検察は禁錮2年を求刑しました。

「ウーバーイーツ」の配達員だった岩野純也被告(28)は、去年4月、東京 板橋区で、自転車に乗って食品を配達中に、横断歩道を歩いて渡っていた78歳の男性をはねて死亡させたとして業務上過失致死の罪に問われています。

東京地方裁判所で開かれた初公判で、岩野被告は起訴された内容を認め「本当に危険で、取り返しのつかないことをしてしまい申し訳なく思っています」と述べました。

検察は「配達の報酬を多くするため、高速で走ることができるロードバイクに乗っていたが、夜間にライトがない状態で、相当な速度で運転していた。雨で目に入った水滴をぬぐおうと、ハンドルから両手を交互に離して運転しており、過失の程度は重大だ」などとして、禁錮2年を求刑しました。

これに対し弁護側は「遺族の悲しみが癒えることはないが、直接会って謝罪し、悲しみがどれだけのものか毎日考えている」として、執行猶予のついた判決を求めました。

判決は2月18日に言い渡されます。