NYダウ平均株価 一時1000ドル超値下がり その後値上がりに

週明け24日のニューヨーク株式市場は、軍事的な緊張が続くウクライナ情勢への懸念を背景に、ダウ平均株価が一時、1000ドルを超える急落となりましたが、その後、大きく値を戻して値上がりに転じ、乱高下しました。

24日のニューヨーク株式市場は、取り引き開始直後から幅広い銘柄に売り注文が膨らみ、ダウ平均株価は一時、先週末に比べて1100ドル余りの急落になりました。

軍事的な緊張が続くウクライナ情勢をめぐって、天然ガスや原油の生産国であるロシアがウクライナの侵攻に踏み切れば、すでに高騰しているエネルギー価格をはじめ、世界経済に影響が及ぶという懸念が高まったことが背景です。

ただ、その後は取り引き終了にかけて買い戻しの動きが強まり、ダウ平均株価は、終値では先週末に比べて99ドル13セント高い、3万4364ドル50セントと、7営業日ぶりの値上がりとなりました。

市場関係者は「ウクライナ情勢に加えて、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が25日から開く金融政策を決める会合を前に、金融の引き締めのペースが速まることへの警戒感も出て、一時、売り注文が膨らんだ。株価は先週末にかけて大幅に下落していたため、急速に買い戻されたが、不安定な値動きが収まるかどうかは見通せない」と話しています。