神社で豆まきの準備 参拝者は招かず 北海道 旭川

来月の節分を前に、北海道旭川市の神社で豆まきの準備が進められています。

旭川市の北海道護国神社では来月3日の節分の日、参拝者は招かずに神職が境内などで豆まきを行うことにしています。

24日は、その豆の準備が行われ、鍋に大豆を入れて、しちりんを使って豆全体に焼き色がつくまで炭火であぶりました。

参拝者には升に入れた「福豆」を「初穂料」のお返しとして配るということで、豆をいるこうばしい香りが立ちこめる中、升に神社の焼き印を入れる作業も行われました。

また、みこたちは参拝者に配る厄よけのお守りや豆をひとつずつ丁寧に袋に詰めていました。

北海道護国神社の神職、鎌田友樹さんは「新型コロナのため、神社での豆まきには参加できませんが、それぞれの家庭で豆まきをして厄をはらってほしい。皆さんに幸せが訪れるよう願いながら準備を進めています」と話していました。

北海道護国神社では、ことしは今月29日から来月3日まで節分に合わせた厄払いを行うということです。