プロ野球 キャンプ中 選手らのPCR検査 週2回に 独自基準も設定

プロ野球の12球団は、来月行われるキャンプ期間中の新型コロナウイルス感染対策について、選手などが受けるPCR検査の回数を週2回に増やすほか、独自の基準をもとに濃厚接触者となる可能性がある人を特定し隔離するなどの対応を取ることになりました。

NPB=日本野球機構は24日、12球団の代表者会議をオンラインで開き、来月行われるキャンプ期間中の、感染対策について話し合いました。

それによりますと、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、期間中に選手やスタッフなどが受けるPCR検査の回数を従来の週1回から週2回に増やすことになりました。

また、感染者が出た場合は、陽性反応から72時間前までの行動を確認する独自の基準を設け、保健所の判定を待たずに濃厚接触者の可能性がある人を特定することになりました。

特定された人についてはチームから6日間隔離し、PCR検査で2回陰性が確認された場合はチームに合流できるということです。

NPBは、春のキャンプについて観客を入れて行う方針を示していて、各球団に対して選手と観客の動線を明確に分けることも求めることにしています。