北京五輪 代表チーム関係者初の「陽性」 国籍など明らかにせず

北京オリンピックの大会組織委員会は、感染防止対策として行われている新型コロナウイルスの検査で代表チームの関係者から初めて陽性判定が出たことを明らかにしました。

陽性判定が出たのは23日に北京の空港で行われた検査です。
北京オリンピックの大会組織委員会によりますと、23日に行われた空港での529件の検査のうち代表チームの関係者から1件、そのほかの関係者から3件の陽性判定があったということです。
代表チームの関係者が陽性と判定されたのは今回が初めてですが、組織委員会は陽性となった人の所属や国籍などについては明らかにしていません。

このほか、大会の関係者と外部の人との接触を避けたいわゆる「バブル」の中では23日に3万8441件の検査が行われ、2件の陽性が新たに確認されたということです。
この結果、今月4日から23日までで陽性と判定されたのは空港の検査で43件、いわゆる「バブル」内では35件となりました。