千葉県 自宅療養者が急増 健康観察対応もひっ迫

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、千葉県では自宅療養者の健康観察を専門で行う「フォローアップセンター」の対応件数も急増していて、スタッフを増やすなど対応に追われています。

千葉県では自宅療養者の数が23日時点でおよそ1万人となり、去年の第5波のピーク時に迫ってきています。

県は去年9月に設置した「自宅療養者フォローアップセンター」で軽症患者の健康観察を行っていて、今月19日には対応の件数が過去最多の3021件に上ったということです。

自宅療養者の健康状態の報告が途絶えるケースも多いということで、先週末からスタッフの人数を2倍程度に増やし、看護師など最大32人で対応していますが、それでも業務がひっ迫しているとして、今後さらに人数を増やすことを検討しています。

さらに、今月末までに血液中の酸素の値を測るためのパルスオキシメーターを新たに3万台確保するなど、急増する自宅療養者への対応を急いでいます。

また、千葉県の「発熱相談コールセンター」には、この週末、一日当たり過去最多となるおよそ2000件の相談があり、25日からオペレーターを増やして対応することにしています。